2020.07.09
新卒目線からの『FMCの企業理念』
初めまして、吉田といいます。
私は現在、FMCではデザイナーとしてクライアントの課題解決をサポートする役割をしています。
この記事では、
- FMCに興味を持っている方、または現在入社を考えている新卒生に当社が大事にしていることについて理解してもらう
- 何故FMCに入る事に決めたのかを語る
ことを目的に書いてみます。新卒採用説明会を一度聞いた人も初めてこのブログに辿り着いた人も是非読んでみてください!
【企業理念】
ITとデザインで世の中に豊かさと遊び心を
我々はまず「シンプルで分かりやすいもの」を『IT』『デザイン』を使って解決していきたいと考えています。
まだまだ世の中には分かりずらいモノがありますが、それをFMCが関わることによって変えていき、豊かな社会にしていくことが理念です。
顧客を始め、関わる人たちの実現できる企業
Webの制作会社というとデザイナー/エンジニアのように、技術力が大切なイメージがありますが、FMCでは営業/制作/事務と職種関わらず『人と人との関わり(コミニュケーション)』を大切にしています。
現在は【WEBサイト制作と保守代行/販促物のデザイン/マーケティング/ブランディング】をメインの仕事としています。これはあくまで『お客さんの課題解決のためのツール』の1つとして捉えています。
簡単に言うと『ホームページをリニューアルしたい』という相談が来た時に、Webサイトを製作して納品するだけはしません。なぜならサイトを変えたいパートナーの会社さまには相談に至った理由や現在の課題があるはずだからです。
特にFMCではスタートアップのお店や中小規模の企業様とお仕事をしていることが多いです。
そのため最初の段階のブランディングやすり合わせはより注力して行っています。
そのやりとりを通じて現在の課題、未来像をお話ししていきながら、現状分析、深掘りをしていき内部に入っていきます。
このように問題に気づく力や、話しながら考える力をまずは大切にしています。
その後上流工程をしっかり行った上でFMCでは「+a」のご提案をさせて頂き形にするお手伝いをさせて頂きます(状況や課題に応じては今リニューアルするべきでは無い、と判断することもあります)
おかげさまで引続きサイトの運営を任せて頂けたり、新たなご相談をして頂く事も多いです。これからも長期的に並走出来るような会社を目指していきます。
…
実は私は内定採用として働いている身なのですが、普段は言われたことを理解するのが遅かったり、理解しないままだったり(?)な人間です。しかしFMCの理念は、初めて聞いた時から自分が今まで経験して身に染みた事で『共感しかないなぁ。』とスーッと頭に入ってきました。ちょっと都合良すぎじゃない?とか説明会行くとすぐ染まっちゃう人いるよね…のような声もあると思うのでその経験をお話ししたいと思います。
【大学時代の経験】
アルバイトを通じて『コミュニケーション』の価値を確認
デザインを専攻していたこともあり、大学1年生の頃からデザイナーとして就職したい!という漠然とした形は描いていました。ただ、
- 絶対化粧品のパッケージをしたい、それ以外考えていない
- 2Dのイラストやグラフィックをやりたい
- 広告業界がしたい
という技術やこだわりたいモノづくり/携わりたい分野は全くありませんでした…。
2年生を過ぎても見つからず、やりたい分野が無いなら向いていないんだな、と就活前の1年は完全に諦めていたくらいです。ただ地域の会社やお店と関わりながら何かを作る、ということは好きでした。そのため名刺やポスター、イベントのチラシをヒアリングからしたり、ブログ記事としてお店を紹介するというのも個人やアルバイトを通して経験していました。特に地域の広告代理店でアルバイトを始めてからはその頻度も大きくなり、個人でできない仕事を会社の人たちと出来るようになり楽しかったです。しかしそれと同時に大きな問題にも直面しました。それは入った時点で社外でも社内でもコミュニケーションが半壊していた事です(辞める前には人がいなくなり更地になりました)
指示された商品や販促物を作るのですが、
- ヒアリングした内容やお店の求めているものが全く分からない
- 社員同士で納期や期間の打ち合わせもしっかり出来ていない
- 上司に聞いても信じるな、ともう一人の上司に言われてしまう
という中でただただ自分は言うことを聞いて手を動かすことしか出来ず…。(どっちの言ってる事が真実なのか今でも分かりません)このとき身をもって、制作すること、技術を高めることと同じくらいまずはコミュニケーションが大切なんだと分かりました。自分も受け身にならず、もう少し動けば良かったと後悔もしています。1人でも極論出来なくもない制作の仕事を『会社としてやる意味』について考えるきっかけにもなりました。
ビジコン参加でスタートアップの課題について考えるようになる。
バイトを通じて人と関わる自信も、デザインする自信も無くなった私はアルバイトを全て絶ち大学も極力行かず巣篭もりをしていたのですが、色々思い立ち、挑戦をして自信をつけるために計4つのビジネスプランコンテストに参加しました(学生だけや県外主催のもの、社会人込みも含め)
そこで、これから事業を起こしたいと思っている人、やり始めている人と深く関わる機会が沢山ありました。
- 実際に上手く販促物や広告の展開が出来ない
- 理念がうまく伝わるデザイナーと逢えない
- 最初の方は経営があまりにも忙しく優先順位が低くなってしまう
という事業のスタートアップの段階の悩みを間近で聞きました。そして自分自身も今まで『発注されて作る側』から『事業を起こそうとして発注する側』としての目線で考えたり動くという初めての経験をしました。周りを見ていても、自分でやっていても、この課題を解決することは大変で頑張っている人たちが勿体なく歯がゆい思いをしていました。特に終盤には、
『自分がもっとここら辺をちゃんと勉強していたらデザインできて解決するのに…』
というデザインから逃げていた自分への後悔の気持ちがずっと心の中にあったことを自覚しました。そしてまた色々あって原点回帰して就活を始めた、という次第です!
長々自分語りしてしまったのですが、私はこのように自分の体験/やりたいことと合う会社に出会う事が出来てとても満足しています。この記事を読んでFMCに少しでも何か感じたかたは是非他の記事も読んでみてください!