2020.09.14
人を巻き込みワクワクをクリエイション(デザネイト様 × FMC)
さて、唐突にはじまりました、FMCのクロストーク第一弾です。FMCのスタッフが普段どのようにクライアント様やパートナー企業様たちとお付き合いしているかを覗いていただけるコンテンツです。我々が普段から「素晴らしいサービスをつくりだしている企業」、「もっと世に広まってほしいと願う職人さん」などを対談形式でご紹介していければと思います。記念すべき第一回目は株式会社デザネイト代表の合渡氏です。
─(FMC安東)こんにちは。まずは自己紹介をお願いしても良いでしょうか。
うちは今、三軒茶屋で「シーセブン」というヘアサロンと、「シーセブンビューティ」という、アイビューティーとネイルの複合サロンをやっています。ヘアサロンを立ち上げてからは現在で14年くらい。シーセブンビューティの方は、アイビューティー事業としてスタートしてからほぼ7年になります。その2店舗を軸にしつつ、今年は「四季菜いきり」という創作和食居酒屋もスタートしました。
─各店舗での合渡さんの立ち位置はどんなものでしょうか。
2店舗を株式会社デザネイトという会社で運営しています。代表としてやりながら、ヘアサロンの方で、美容師としても日々活動していますね。経営者でもあり、プレイングマネージャーとしても活動しています。
何度も自分を疑った後に初めて、自分を信じることができる
─経営理念として掲げていることはありますか?
デザネイトには「自分を疑え」という社訓があります。「自分を信じろ」っていう言葉はよく聞きますが、実は安易に自分を信じちゃいけない。自分を信じる前に、今の自分の考えとか行動がどれだけその先に繋がっているのかと考えるのを大切にしています。何度も自分を疑った後で、初めて自分を信じて行動するというのがプラスに繋がっていくという風に考えています。
─なるほど。合渡さんっぽいです(笑)
自分で何か「これいいだろうな」って 思ったときに、「それって本当にいいの?」と一回立ち返ることが重要だと思います。カリスマ性のある人は、「良い」と思ったことをすれば、世の中の時流にハマると思いますが、俺はカリスマではないから、検証はどれだけでもしたりないと思っていて。何度も検証して、GOサインが自分の中で初めて出た時に、自分を信じてみようかなと思える。あとはもう頑張るだけ。
お客様の一言から生まれた、「1から10まで全部自分でやるサロンを作りたい」という思い
─創業の背景、ストーリーを教えていただけますか。
美容師になって5年くらいで独立しました。
独立前は大きなサロンで働いていて、そこのサロンでは一日に20人、30人のお客さんを担当していました。そこで、常連のお客さんからの一言で、自分のやる方向が見つかったんです。
カットが終わって、アシスタントに「カラーお願いします」って頼んだ時のこと。お客さんから「あなたを指名してるんだから本当はあなたにカラーをやって欲しいんだけどね。でもやっぱり忙しいし、大きいサロンだからしょうがないわよね」と言われて。
その時に、気づかされました。わざわざ足を運んでくれて、俺を指名してくれているのに、なぜカラーはアシスタントがやるのか、なぜパーマはアシスタントが巻くのか、と。それって申し訳ないな、と。その時に、1から10まで全部自分1人でやるサロンを作りたいという風に強く感じました。当時はそういうサロンがあんまりなかったんだよね。
─そう言われると確かにそうですね。
美容室は分業制がメジャーで、そっちの方が利益率が高いんです。アシスタントができる部分で回しちゃえば、回転率も良くなる。経営的に考えるとそっちの方がいいというのは、もちろんわかっていて。
でも、「自分がやりたいことは何か」と思った時に、お金よりも人の喜びを感じたかった。成功しないかもしれないけど、自分が自分のお金を使って作るんだったら自分がやりたいことを徹底的にやろうと思って。
それで14年前に、「一人だけの美容室」を作りました。当時は、プライベートサロンっていう言葉すらなかったんです。どこもやってくれないんだったら、自分でやるしかない。結果的に、本当に1人だったのは最初の一年間だけだったんだけど。
─なるほど。今のようにスタッフが増えても、結局プライベート形式のまま拡大しているという感じですもんね。
そうそう。うちは完全にマンツーマンでしかやってないから。でも、世間でもいつの間にかプライベートサロンというのは、主流にはなってきたよね。
Cが7つ=CCCCCCCで”シーセブン”。特徴的な店名とロゴ誕生の背景
─シーセブンという店名や、お店のロゴに込められた思いについてお伺いできますか。
自分のお店の名前をどうしようか考えた時に、自分の名前を入れたかった。 「合渡」って名前は珍しいから、先祖代々から伝わってきたものを屋号にしたいという思いがあって。でも、”合渡”ってそのままつけると、時代にも合わないし、センス的にもどうなのかなと思って(笑)。
そこで、アルファベットのGが頭文字につく苗字はなかなかいないから、Gをもじった店名にしようと思いついて。髪を切って軽くなるからっていうその重さを表現した「グラム」とか、自分が眼鏡かけてるから「glasses」とか、色々探してたんだけど、あんまりピンとこなくて。
そんな中で、ずーっとメモ帳にGを書いてたら、Gが、Cと7で形成されてることに気付いて。じゃあCと7のシーセブンっていう名前にして、それ自体を、アルファベットのGの意味にしちゃえば、Gの意思も受け継げるなと思って。
─おお〜。発想が洒落てます。
ロゴについては、これは実は2代目のロゴなんです。最初は普通にアルファベットで、CEASEVENという単語で作って。当時は三宿というエリアで、南フランスの田舎町にあるアトリエサロンっていうイメージで始めて、その時は小文字の字面が良かったから英語表記にしていました。
でも、三軒茶屋に移動してきた時に以前のイメージとは変わって、今度は地下のブルックリンの倉庫街のような工業的な空間を作りたいと思ったんだよね。それで当時から仲のよかった山川というデザイナーと色々話をして。最初にいくつかデザイン案があがってきたんだけど、なんかどれもあんまピンとこなかった。
その時に、そいつが遊びで作っていたCを7つ並べるデザインがあって。イメージとしてのCが7個でシーセブンって読ませるという。結構挑戦的ではあったと思うんだけど。
そのデザイナーは、もともと若い時に一緒に生活してたルームメイトだったんです。24、5歳くらいの多感な時に常に一緒に遊んでた仲間であって、お互いの共通認識が速いというか。言わなくても、ニュアンスがツーカーで繋がる関係っていうのがあって。
こちらから言ったことを形にするだけじゃなくて、プラスアルファで自身のアイデアを入れてくれて。それがお互いの化学反応というか、セッションしながら一緒にデザインを作り上げていく過程が楽しくて。
─言わなくても通じ合う部分が多いと結果的にいいデザインになりますよね。そのコミュニケーションの大切さはうちも大事にしている理念の一つです。
「出会いたい人の街」から「自分自身が好きな街」になった三軒茶屋。
ーシーセブンならではの強みを教えてください。
強みというか大事にしているのは、やっぱり他がやっていないことをやることです。
三軒茶屋には駅から徒歩10分圏内だけで美容室が100店舗くらいあるんです。 その中で見つけてもらわないといけないし、来たいと思われないといけない。そのためには、他と同じことをやっていても埋もれてしまう。
うちは、ある意味では目立つようなことをして、「ここだからこそ行きたい」と思ってもらえる人にしっかり満足してもらうようにやっています。営業時間で言えば、平日は深夜24時までやっていたりするのも、三軒茶屋エリアにはマッチしているのかなと思っています。
メンズライクなサロンというのも大きな特徴です。色々な美容室がある中で、男性が入りづらいサロンというのはどうしてもあると思う。うちは男性が来たいと思えるようなサロンづくりを昔からやっているので、その色が強く出ている部分かな。
─今の話にも通じるところですが、シーセブンとしてターゲットにしている人、またはシーセブンにハマる人はどんな方が多いですか?
三軒茶屋ってどんな人が住んでるんだろう・・・と考えた時に、歳は20代後半〜40代で、仕事はデザイン・メディア・ITとか、あとは映像・音楽とかそういうクリエイティブに近いような人たちが他の土地よりも多いかなと思います。なので、まずはそういった男性をメインターゲットにしていました。俺自身もそうなんだけど、そういう人たちは「普通」が嫌いだったりするんじゃないかと思って。普通、というよりひと癖あるとか、ちょっと面白いとか、ちょっと怪しいとか、そういったものに惹かれることが多いのかなと思うので。
─それは「三軒茶屋だから」なのか、合渡さんがこういう風にやりたかったことがたまたま三軒茶屋だったのか(笑)
それで言うと自分が「出会いたい人」の街だったって感じですかね。マンツーマンで密接にお客さんと接するので、自分が興味を持てる人、自分が友達になりたい人がいるのはどこかなぁって考えた時に、三軒茶屋が候補になりました。
自分が好きなことをやっていれば、その人たちにも好きだと思ってくれるし、自分が面白い話をしていれば、その人たちにも面白いと思ってもらえる。自分がかっこいいと思うデザインを作れば、その人たちにもかっこいいって思ってもらえる。ある意味、自分が居心地のいい場所を選んだという感じです。
─いい話・・・うちのスタッフにも聞かせたいです。今後の事業展開としては、何か考えていることはありますか?
今はとりあえずこの街でいろいろな業種に手を出したいと思っていて。
もともとは、自分が好きな人たちが住んでる街が三軒茶屋だったんだけど、今はこの好きな街で自分が盛り上げられることはなんだろう、という風に考えています。今あるのは美容室2店舗なんですけど、もうすぐ飲食店もはじめるし。(※インタビュー当時はまだ「いきり」のオープン前)
他にも商店街を一緒に盛り上げる活動に参加していたり、最近入ったコワーキングスペースのメンバーと一緒に「三茶クラフトビール」というのを作ったり。街が求めてるものと自分のイメージを形にしてやっていけるといいなと思っています。
どれだけウェブ上で信頼関係を結べるか。その関係性の作り方が重要。
─シーセブンでは、ウェブサイトを集客ツールとしてすでに確立されていますよね。この業界では特に難しいことだと思います。
ウェブで何をやっているかというと、ヘアの方では個性や特技、スキルをしっかりブログやコンテンツで表現するようにしています。
三軒茶屋にサロンが100店舗あって、一つのサロンにスタッフが5人いるとしたら、三軒茶屋に500人の美容師がいることになる。そのために、自分がどういう人間なのか、どんなことができるのか、どんなデザインが好きなのか、何に興味があるのか。技術だけじゃなく、人としてもアピールすることをスタッフにやってもらっています。
─店舗型のビジネスで、自社のサイトでコンテンツを蓄積していって、それでちゃんと集客に繋げているのは、本当に難しいことです。実はプロに任せているだけだと本当の意味での継続にはならないんですよね。それをシーセブンではすごく早い段階からDIYでやられていて。
ウェブって、お店の顔になるじゃないですか。特に一度も来たことがない人は、ウェブから全部情報を持っていくし。だから、どれだけウェブ上での信頼関係を結べるか、そこの関係性の作り方がすごく重要だと思います。
お洒落だから行きたいとか、かっこいいスタイルをつくるから行きたい、っていうのだけではもう今の時代では足りなくて。自分の大切な髪や時間、お金を使わなきゃいけないとなると、安心感とか信頼感というのがないと、人は動いてくれないと思うんです。ビジュアルだけではなく、その人たちの考えている中身が文字となって読み物として蓄積していることで、安心感を獲得できているのかなとは思います。
例えば、クーポンの値段をうまくコントロールするとか、そういう小手先レベルで美容師としての価値を高めてほしくなくって。一人一人の人間性と技術力を高めれば、必然的にお客さんは増えていく。そのステージがうちのホームページになっている。
─まさに理想的です。それを自分のチームだけでやられてる、というのが本当にすごいことです。わかってはいてもなかなかそれができない(継続しない)お店もたくさんあります。
12色の色鉛筆のような集合体
─今後、採用したいと思うのはどんな人ですか?
美容室とビューティでは、求める人材というのは多少違うんです。美容室は、自分の価値を自分で高められる人とか、自分を掘り下げられる人。もちろん、ポジティブに物事を捉えられる、とかもあるんだけど。基本的には「自分の色を持っている人」がうちのヘアサロンにはマッチするのかなと思います。誰かの真似事をするというよりは、自分はこれがしたい、という思いがある人。
─”シーセブン色”に染まる必要はないんですか?
もともと、”シーセブン色”って実はないんです。俺がスタッフみんなに言っているのは、いろんな色を揃えたい、という話。同じようなブルーのグラデーションを作るとか、そういうのは全く考えてなくて。⻩色があったり、ブルーがあったり。でも全部ビビッドな色であって欲しいんですよ。発色の強いいろんな色が混ざった12色の鉛筆ができると、それが全部でシーセブンな感じ。だから足並みは揃えなくてよくて。強いて言うなら「お客さんが喜ぶために自分が最大限でできることをやる」というところだけは共通していますけどね。それ以外は、もうほぼほぼ自由。
─スペシャリストの集まりみたいな。その分個人に求められるものは高くなると思います。
相当難しいことだし、当然今サロンで働いてくれてるスタッフも、みんながみんな最初からそれはできないです。でも、マンツーマンでお客様としっかり向き合いたいという思いで入ってきてくれるから、そこは共通認識としてあって。足りない部分はあっても、技術や接客、カットのデザインだとか、細々したところはいくらでも変えられるんです。だけど「自分はなぜ美容師をやってるか」という根本的な思いは変えることができない。だからそこさえ一緒だったら問題ないんです。
特にうちは人の数だけ色が欲しいから。個性を殺しちゃうと美容師としての売りがなくなっちゃうので、活かしてあげないといけない。今だと、4人が4人それぞれのお客さんのカラーがあるんです。お客様は”お店につく”と言うよりかは”スタッフにつく”から、帰っていくお客さんのスタイル見たら、「あ、たぶんあの人のスタイル、あの人の担当だな」っていうのがすぐわかるのがうちの特徴です。
シーセブン×FMC
─合渡さんは、FMCとはかなり以前からお付き合いさせていただいていますよね。
今のウェブサイトに関しては、最初のベースをFMCで作ってもらったんだよね。
─まあでも合渡さんがほとんどご自身でやられて、ちょっとお手伝いしたくらいですよ(笑)。
それ以外には、うちは毎年お店の周年を記念して、できる限り何か記念品をつくろうというのを掲げていて。シーセブンが11周年の時には、FMCとオリジナルステッカーやグッズを作ったよね。
─(笑)改めて見るとやっぱりふざけてますよね。(笑) シーセブンイレブン。
確かFMCのデザイナーたちとの企画会議で「シーセブンが11周年で何をつくったら面白いか?」て話になったときに「え〜っと、7と11・・・じゃあとりあえずシーセブンイレブンでしょ」ってなって(笑)。で、 翌年のシーセブン12周年の時には・・・
─紙で、某スマートウォッチを作った(笑)
そう、誰でも知ってる◯◯◯◯ウォッチが工作できちゃう(笑)。ペーパークラフトのアプローチで実寸で作ってくれたよね。この年にはFMCのアパレルの強いスタッフにサコッシュもつくってもらった。ワイワイしながら楽しく一緒につくったよね。くだらなくて、ちょっとくすっと笑うシニカルな発想がうちっぽいなと思っていて。
あと他にもFMCと共同で美容系のECサイトを運営をさせてもらったり、俺のインタビューメディアを作ってもらい運営のサポートをしてくれたり。 基本的にウェブを作ってもらうっていうよりは一緒に企画をやらせてもらってる感じ。WEB以外の活動も一緒にやってくれるっていうのは、すごく楽しいです。いつもありがとうございます。
少し前にはFMCの提案で古着屋さんを繋げてくれて。「美容室の中で古着売ったら面白くないすか?」みたいな軽いノリで。俺もいいよー、って言って。高円寺の古着屋「RENGA」とのコラボ企画がすぐに実現しました(笑)それがまた一つのうちのカラーにもなった。
─すぐに快く引き受けてくれて感謝でした。
ちょうど三茶は古着屋が増えてきてる時期で。新しいサービスの一つとして、その展開は俺一人じゃ無理だったから。だからそれはすごい良い繋がりだったなっていう。ありがたかったです。
─お互いの周りに面白い人たちがいるから、それをまたお互いの化学反応でミックスできるっていうのはエキサイティングですよね。
「人」に価値を出していかなければならない時代。これからのWEBサイト作り。
─ちなみに、FMCもとい、WEB業界に求めるものはどんなことでしょうか?
これからは小さなお店が生き残る時代になってくると思う。お客さんがお店につくとかブランドにつく時代ではなく、細かく言えば、「個人」につくような時代になってくると思う。そうなってくると、大型サロンが少なくなって、中小の、うちぐらいの規模のサロンが生き残る時代になってくると思っていて。そうなってきたら、自社ホームページだったりそういったところで何ができるかっていうのが重要になってくると思う。 今の美容師ってみんなSNSは使えるんです。InstagramやTwitterだったり、ブログというところまでは。でもホームページの運用はまだそこまでちゃんとできているところは少ないのが現状です。
だから、ウェブの会社には「まず作りましょうよ」って言うんじゃなくて、現状を診断して、それぞれの規模感で、お手伝いしてあげて欲しいなというのはすごく思っていて。ちゃんと美容師に寄り添ってくれるWEB会社になって欲しい。もっと言うと美容師に対しての啓蒙活動というか。「契約とります」っていうのではなくて、「いや美容師のみなさん、目を覚ましてくださいよ」と(笑)。
ウェブを使って美容業界問わず、本当に頑張ってる人たちの手助けをしてもらえたら嬉しいよね。だからやっぱり人に価値を出していかないと。WEBってもはや誰でもポンとやったらできちゃうところまできてるので。
─何にお金を払うのかって言ったら、実は制作物よりもプラスアルファの部分で気が利くとか、ただ作るだけじゃなくてコーディネートの部分がすごくわかりやすいとか、サービス自体の本質になってきていますよね。
うん、まさにそう思います。
三軒茶屋の経済を回して、街の価値を上げていきたい。
─合渡さんが現在の時点で考えている、何年後にはこうなっていたいな、というイメージはありますか?
まずは、三軒茶屋のエリアで誰もが知っているブランドになりたい。とりあえず”名前だけは聞いたことがある”とか、”ロゴだけは見たことがある”とか。来た事がなくても全然いいと思ってて。まずは自分が色々なところに顔を出して多くの人に知ってもらいたいですね。
三茶の街を自分たちができることで盛り上げる。できないことでもできる人と組めば大丈夫(笑)。大きく言えば、三茶の経済を回していきながら三茶っていう街の価値を上げていきたい、というのが10年後くらいのビジョンで。
でも今はやっぱり自分たちができることに集中する時期で、例えば1年後にはネイルサロンの専門店を出したいんです。飲食店もスタートしましたし、あとはやっぱり自分のラジオをやりたいです。陶芸教室もやりたいし・・・(笑)
─(笑)。随分広がってきた。(笑)それは先生として?
いや、そういう場を作りたいんです。三茶にないものってなんだろう、三茶に住んでる人が欲しがるものってなんだろうと考えていて。深夜までやってて、お酒が飲める陶芸教室があったらいいなって思って。真っ暗な中でスポットでロクロだけあって、マインドフルネスに陶芸をやる、みたいな。で、自分が作ったぐい呑みで焼酎を飲む(笑)。そういうのはすごく三茶っぽくて面白いなと。
まずは一つずつ実現できるように、みんなの協力を得ないとですね。あとはあれですね、スタッフがみんな幸せであればいいなと。
─とってつけたような。(笑)でも、ほんとその通りですよね(笑)
いやーほんとに。スタッフが楽しく、豊かになってくれればそれが一番いいなと思いますね。
─その先の展望に行く過程で僕らも色々と協力させてもらえれば嬉しいです。今後とも末永く。
ぜひ。どんどん一緒にやりましょうよ。
最後に:FMCスタッフへの言葉
─最後に、FMCスタッフに一言お願いします。
FMCは、せっかくWEB系の会社にも関わらず面白いイベントの企画だったり、音楽、アパレル系のこともやっているのだからもっとぶっ飛んだことをしてほしいかな。みんなのそれぞれの人脈とアイデアがあればもっともっとできると思う。だけどそれが、日々の業務でなかなかできないっていうようなところもあるだろうから、そこはもう区切ってやんなきゃだめだと思います。もっとみんなで盛り上げていってほしいし、それに絡めてほしい。うちも(笑)
─ガチなアドバイスありがとうございます。まさにその通りですね。いやあ、今日は本当に勉強になりました。
いえいえ、こちらこそ。
─本日は貴重なお時間をありがとうございました!
- 会社名
- 株式会社デザネイト
- 名前
- 合渡慎介
- 紹介
- 神戸生まれ船橋育ち。三茶勤務歴14年。 三宿で1人から美容室を始めて、現在は三茶で2店舗を運営。 持ち前の八方美人を武器に、様々な人を巻き込みながらワクワクをクリエイションしている。 自称「IT美容師」。