2025.09.30
「成果と信頼」への共通認識が鍵。Web戦略のプロが語る、FMCとの理想的な協業【株式会社Protea様 協業インタビュー】
株式会社Protea様は、「伴走型のWeb戦略」を強みとしており、SEO対策やWebサイト制作、広告運用までを包括的に手がけ、クライアントの事業成長を力強く支援されている企業です。
私たちFMCは、パートナー企業として様々なプロジェクトをご一緒させていただいています。今回は、株式会社Proteaの代表取締役である那須一基様に、Web戦略へのお考えや、FMCとの協業について、率直なご意見を伺いました。
Interviewer
FMC広報スタッフ/ディレクターBowei Li /デザイナーMadoka Fujinoki
FMC:本日はどうぞよろしくお願いいたします。
那須さん:よろしくお願いします!
事業紹介
-まず、読者の方々に向けて、株式会社Protea様の事業内容と、特にどのような課題をお持ちのお客様を支援されているのかお聞かせいただけますでしょうか。
那須さん:はい。私たちの事業は、「戦略・解析力」と「伴走力」を掛け合わせ、お客様のWeb事業全体をご支援することです。一般的な広告運用やサイト制作といった個別の施策に留まらず、データ解析に基づいた事業全体のWeb戦略を設計し、お客様と二人三脚で実行まで伴走しています。
特に、「Webの重要性は分かっているけれど、何から手をつければいいか分からない」「専門の担当者を置くのが難しい」といった課題をお持ちのお客様から、ご相談いただくことが多いですね。
-ありがとうございます。「営業、SEOコンサル、記事作成」と幅広い領域をカバーされていますが、Protea様の事業の根幹にある「強み」はどのようなものでしょうか。
那須さん:強みで言うと「AIに最適化された、成果直結型のSEO対策」でしょうか。
その強みを体現しているのが、私たちが株式会社GROWTH VERSEと共同開発した「AIフォースSEO」というサービスです。これは、Googleなどの検索エンジンが使うAIに”選ばれやすい記事”を作成することで、お客様のWebサイトへのアクセス数を劇的に向上させる、非常に強力なサービスです。
このサービスは、Proteaの長年のSEO知識と、AI業界を牽引するグロースバース社のAI技術を組み合わせ、「GoogleのAIがどのような判断を下すか」を逆算してコンテンツをつくり出しています。単にキーワードを詰め込むのではなく、AIの評価基準そのものに応える記事を作成できるのが、他社にはない強みです。
-Protea様独自のSEOノウハウと、高レベルのAI技術という両輪があるからこそ、他にはない成果を生み出せるということなのですね。
「スピード」と「安心感」を両立するコミュニケーション
-弊社FMCとのお付き合いが始まったきっかけや、最初の出会いについてお伺いできますでしょうか。
那須さん:FMC代表の安東さんとは、ある交流会で出会ったのがきっかけです。お話する中で、私たちの強みであるSEO・解析分野と、FMCさんの強みである制作分野の親和性が非常に高いと感じ、お付き合いが始まりました。
-弊社をパートナーとして選んでいただいた理由は何だったのでしょうか。
那須さん:そうですね。FMCさんは「スピード感」と「安心感」を両立されている点に、深く信頼を置いています。
特に、担当の李さんの進行管理能力にはいつも助けられています。時には正式な契約前にも関わらず迅速に対応いただけますし、そうしたスピード感の中でも、コミュニケーションは常にきめ細やかで、失言や認識の齟齬が一切ありません。そこがFMCさんの大きな魅力だと感じています。
私たちも、お客様に「全幅の信頼を置いている担当者です」と自信を持ってご紹介できることを重視してパートナーを選定しておりますので、FMCさんのような存在は非常にありがたいです。
-ありがとうございます。「お客様を不安にさせないコミュニケーション」に関しては、弊社でも特に慎重に取り組んでいる部分です。李さんご自身が、Protea様とのやり取りの中で意識していることはありますか?
李:そうですね。那須さんにおっしゃっていただいた通り、お客様やパートナーの「信頼を守る」という点を特に重視しています。
そのためにまず、プロジェクトの初期段階では、Protea様とお客様との間で事前に決定された情報を、すべてインプットすることを徹底しています。後から話が手戻りしてしまうと、プロジェクト全体の進行が遅れてしまいますよね。滞りなく進行させるためにも、この事前準備は特に意識しています。
制作が始まってからは、FMCの提出物に対して那須さんのチェックを入れる必要があるか確認しました。その際に「任せます」と信頼の言葉をいただけたことで、スピード感を持った制作が実現できたと感じています。
代理店様を経由している案件では、代理店チェックを入れた上でクライアントに制作物を提出することが多いのですが、Protea様の場合はそのフローがないため、よりスピーディーに制作を進めることができます。
その分、クライアントに提出する制作物が、私たちFMCの評価だけでなく、何よりもProtea様の信頼を損なわないものになっているかという点を意識して制作に取り組みました。
もし私たちとお客様が直接の契約であれば、万が一の際は謝罪すれば済むかもしれません。しかし、間にパートナー様が入ることで、私たちの仕事がその方の信頼そのものを左右することになります。その責任の重みを深く理解し、期待を超えるアウトプットを出すことこそが、私たちの役割だと考えています。
那須さん:素晴らしいと思います。おっしゃる通りで、それが最も効率的な進め方です。
結局、私たちが細かくチェックしようとすると、かえって進行が遅くなり、自分たちのタスクを増やすだけになってしまいますから。信頼できるパートナーの専門性を最大限に活かしていただく。それが、成果への一番の近道だと確信しています。
プロジェクトを振り返る
–これまで数多くのプロジェクトをご一緒させていただきましたが、特に「これはProteaの強みが活きたな」と感じる象徴的なプロジェクトがあれば、まずその概要についてお伺いできますか?
那須さん:印象に残っているプロジェクトでいうと、株式会社オートバックスデジタルイニシアチブ様のコーポレート・採用サイト制作でしょうか。
デザインFIXまでに様々な意見が飛び交い、お客様とは段階的な合意形成を行いながら進行していきました。
– ありがとうございます。その具体的なプロセスについて、藤ノ木さんからお伺いしてもよろしいでしょうか。
藤ノ木:はい。更新作業を容易化するため、サイト構築はStudioで行いました。UIの改善及びサイトイメージのアップデートを中心に、情報設計とデザインのご提案をさせていただきました。
プロジェクトの初期段階では、お客様のご要望の解像度をさらに高める必要がありましたので、担当デザイナーが複数のデザイン案を提示し、具体的な選択肢をベースに議論を重ねる、というアプローチを取りました。結果として、お客様側で具体的なイメージが固まり、明確な草案をご提示いただくことができました。
那須さん:最終的な意思決定の質を高めることができたため、困難な場面もございましたが、お客様との絆も深まった良い事例だったと思います。
-なるほど。困難な場面があったからこそ、お客様との絆も深まったのですね。ありがとうございます。それでは、具体的なデザイン制作のプロセスについてお伺いします。ヒアリングからデザインに落とし込むまでの流れを、藤ノ木さんから教えていただけますか?
藤ノ木:そうですね。これまでProtea様とご一緒させていただいたものだと、ノーコードツールStudioのテンプレートを活用したプロジェクトを担当させていただくことが多かったです。
この場合、お客様は独創的なデザイン性よりも、Protea様への信頼を基にご依頼いただくケースがほとんどです。そのため、私たちがデザインの個性を強く主張するのではなく、例えば、担当させていただいた「松戸常盤平おなかと胃・大腸カメラと内科のクリニック様」サイト制作であれば、まず患者様の視点に立ち、「安心して通えるかかりつけ医」というイメージが伝わるよう、どのようなUIや雰囲気に安心感を抱くか」を重視しました。
医院の特長を事前に把握した上で、最適なトーン&マナーをご提案し、それをテンプレートに反映させる、という進め方をとっています。
オリジナルのデザインを制作する場合、まず前提として那須様がお客様へ非常に詳細なヒアリングを実施してくださっています。そのため、私たちが改めてヒアリングでお時間をいただくことはせず、いただいた情報を基にデザインを構築します。
もちろん、お客様がどの部分にこだわりをお持ちか、期待値については確認しますが、まだ具体的にイメージされていない部分については、共有いただいた情報から私たちが最適と考えるデザインをご提案し、議論のたたき台としています。
-ありがとうございます。「改めてヒアリングをしない」という点に、Protea様との強い連携と信頼関係を感じますね。
仕事の対価を『作業時間』ではなく『お客様にもたらす成果』と捉える共通認識
-率直にお伺いします。FMCは、Protea様にとってどのような存在でしょうか?
那須さん:FMCさんと私たちには、事業の根幹に共通の思想があると感じています。
万が一、プロジェクトが当初の目標を達成できなかった場合、私たちは追加の費用をいただくことなく、成功するまで再挑戦する機会をいただくことがあります。
これは、一種のプロとしての意地や、仕事の対価を『作業時間』ではなく『お客様にもたらす成果』に対していただいている、という意識を常に持っているからです。もちろん、全ての制作会社様に同じことを求めるわけではありませんが、私たちにとっては譲れない姿勢です。
そういった姿勢をFMCさんの仕事にも感じていて、だからこそ信頼してお願いできるのだと思います。
-ありがとうございます。那須様にそのように言っていただけて、大変光栄です。 おっしゃる通り、「成果でお返しする」という姿勢は、私たちFMCが常に目指している価値観であり、そう感じていただけていることが何よりの励みになります。
さいごに
-今後弊社FMCに期待することや、メッセージはございますか?
那須さん:私が考える理想的な協業パートナーとは、互いの強みと専門性を深く理解し、心から尊敬し合える関係です。
Proteaは、Web戦略においては「先生」でないといけないと思っています。そんな私たちが信頼を置いている会社としてFMCさんを紹介することで、お客様は絶大な安心感を得ることができます。
逆に、FMCさんが私たちと付き合っていく中でProteaの良さを理解して、お客様にSEOの強い会社として紹介していただく。「安心できる」という抽象的な価値は、パートナー企業から言われることで定量的な価値になります。
そういった流れが、お客様にとっても私たちにとっても一番良い形ですし、お互いが専門家として信頼し合える関係を築いていきたい、という想いですね。
-本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました!
マッチョ界隈でバズっている機能性アパレル事業
Protea様は、Web戦略だけではなく、マッチョ専用のアパレル事業という独自の分野も手掛けています。自社のアパレルブランド「キャプテンコア」は、鍛えた体の悩みを解決する機能性インナーシャツとワイシャツを開発し、特許・商標も取得されています。是非ご覧ください!CAPTAIN CORE(キャプテンコア)
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